餃子

今日はスペインからの新婚旅行のカップルをお迎えしました。予約のやり取りから、旅先で食べた餃子がとっても美味しくてぜひ自分で作ってみたい!という熱意を感じていました。
野菜が沢山入った餃子は我が家の人気メニューで、皆で作るのも食べるのも楽しいパーティーに向いている料理です。是非一緒に作りたいと楽しみにしていました。

この日のメニューは主菜に餃子、副菜はきゅうりの胡麻酢和え、茄子田楽、鰹のたたきに薬味をたっぷりのせた小皿、ごはんに味噌汁でした。 お料理の好きなカップルで奥さんがリードしながら手際よく材料を刻み、調味料を合わせ、味噌汁の準備や茄子田楽用に茄子を焼きます。

鰹のたたきは、旬の日本の味としてお出ししていたところとても好評でしたのでこの頃の定番メニューになっています。近所のスーパーにほぼ毎日手頃で新鮮な鰹のたたきが手に入るので、薄めに切って、薬味にたっぷりのみょうがや紫蘇、おろし生姜をのせてポン酢で召し上がって頂きます。鰹はくせがある魚なのでちょっとしたチャレンジでしたが、今のところ100%のお客さんは「ん~!」と美味しいうなり声を共に召し上がっています。この「ん~!」という声をきくと「やった!」と心でガッツポーズをしてしまうほど嬉しいのです。 日本人にしてみれば当たり前だけど、外国からの方がレストランだと頼みにくいようなメニューを味わってもらいたいです。

餃子の話に戻りますが、クラスで餃子を作る時には皆さん餃子の皮にあんを包む作業はとても楽しんでくださります。 最初に見本を見せるのですが、「さあ、皆さん!1回しか見せませんから、からよーく見て下さいよ!笑」なんて子供に教えるように注意を引きながらデモンストレーションして見せます。お客さんご自身で作る番になると、「あら、フィリング(あん)が多かったわ!」「あなたの綺麗に出来たわね」「上手にできないわ・・笑」など、おしゃべりしながら、または集中している方もいらっしゃいますが皆で手を動かして同じ料理を作るのは楽しいものです。 時には「どんな形になっても餃子を焼いた後 up side down 上下裏返してお皿にのせるので、形はあまり関係ないんですよ」と声を掛けたりもします。

今日の奥様は帰国したらお友達を招待して餃子パーティーをしたいと餃子を包む作業も真剣でした。習いたい、と真剣な姿勢の方には私も持っている知識を全部教えたい。先日雑誌で読んだ餃子の作り方は、ひき肉を白くなるまでよく混ぜる、あんと皮の間に空気を入れないように包むと良いと書いてあったことを思い出して伝えました。そして後半はびっくりするくらい上手でした。また私を上回る出来上がりでした(汗)。

クラスで餃子を作る時はダイニングテーブルの上でホットプレートを使って焼きます。焼いている間にテーブルセッティングを済ませ、蒸し焼きにしたホットプレートの蓋を取り、ごま油で色よく焼き付けます。フライ返しでお皿にのせた餃子がちょうどよい焼き色で写真も沢山とっていかれました。

ランチタイムにはとても美味しい!と沢山食べていかれました。一緒にお出ししたきゅうりの酢の物や鰹のたたきのとても気に入っていらっしゃいました。

いつも最後に少しのデザートとお茶をお出しします。この日はちょうど頂き物だったカステラをデザートにしました。お客さんに「このお菓子はカステラといって、語源はスペイン語らしいですよ」というきっかけで話始めたところ、スペインにカスティーリャという地域があるんですよ、という話も伺いスペインのスイーツの話に及びました。

餃子に限らず、ご自身の好きなものをメニューにリクエストされる方が時々いらっしゃいます。家庭料理を教えているのでお店で食べたことがある味とは違うこともあるかもしれません。 それでも、来て下さったお客さんが帰国されてご自分のキッチンで作ってみるには特別な調味料や何日もかけて作った秘伝のたれは使えませんので身近にある材料で再現できるように心掛けています。 そして、期待していたように料理がおいしく出来上がり、満足して頂けた時には心から嬉しく思います。

IMG_4341

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *